博物館 網走監獄その2

囚人の労役で開通した中央道路
(撮影:2008/05/26)

▲ 囚人の労役で開通した中央道路。開拓の歴史の裏には大きな犠牲があったようです。

二見ヶ岡農場作業
(撮影:2008/05/26)

▲ 二見ヶ岡農場での農作業の再現風景。イモやかぼちゃなどの作物も細かく再現されています。

旧網走刑務所二見ヶ岡農場
(撮影:2008/05/26)

▲ 旧網走刑務所二見ヶ岡農場の建物。

炊場
(撮影:2008/05/26)

▲ 炊場。受刑者の食事を調理する炊事場として使用されていた部屋です。農作業で収穫した、取れたての野菜を使い調理するので、他の刑務所の食事と比較すると、かなり美味しい食事をとっていたと言われているそうです。

浴場
(撮影:2008/05/26)

▲ 浴場。浴槽には座って入らず、立ち膝で、手を上げて入浴しなければならない規則があったため、浴槽の深さは98cmあったとか。

食堂
(撮影:2008/05/26)

▲ 食堂です。看守に監視されながら皆さん食事中。この人達に混じって、現在の網走刑務所の収容者が食べているという食事のメニューを再現した「監獄食」を食べることができます(冬季は閉鎖のため、4/21~10/30の期間限定のようです)。

監獄食
(撮影:2008/05/26)

▲ これがその「監獄食」。500円です。質素でありながら健康的で味もなかなかイケます。会社の昼食も毎日こんな感じだったらメタボ防止に効果的かも。

食事風景
(撮影:2008/05/26)

▲ ちなみに、囚人の皆さんと並んで座れるテーブルは2つのみで、あとは普通の集会所のようなテーブルが、囚人さんのテーブルに対して90度に並んでいます。席の数はそれなりにありますが、せっかくなら囚人さんの横がいいですよね。

五翼放射状舎房
(撮影:2008/05/26)

▲ 五翼放射状舎房。その名の通り、5つの獄舎棟が監視所を中心に放射状に並んでおり、全ての獄舎を監視所から見渡せる設計になっています。

第一舎
(撮影:2008/05/26)

▲ 監視所から見える獄舎の様子。このような獄舎が5つあるわけです。

牢の中
(撮影:2008/05/26)

▲ 各牢屋の中にもところどころ人形が配置されています。牢屋のタイプも様々。

白鳥由栄の牢
(撮影:2008/05/26)

▲ “昭和の脱獄魔”白鳥由栄(しらとりよしえ)が拘留されていたという、第四舎第弐四房。

白鳥由栄の牢
(撮影:2008/05/26)

▲ この鉄格子を長い間根気よく揺さぶってガタつかせ、外して逃げてしまったとか。実はこの獄舎の天井に白鳥由栄の脱獄シーンを再現したマネキンが飾って会ったようなのですが、見逃して写真を撮り損ねました。

ストーブ
(撮影:2008/05/26)

▲ 長い獄舎を均等に暖める工夫がこらされた薪ストーブ。極寒の北海道の冬にどの程度の効果があったのでしょうか。

 博物館の紹介はとりあえずここまでですが、他にも見所はいっぱいです。女満別空港からも近いですし、旅行の最終日に飛行機の出発時刻まで時間をつぶすのにも好適です。また、見学後に網走刑務所に関する文献などに目を通すと、北海道の開拓史の知られざる一面に興味が湧き、再びゆっくりと探索したくなるかもしれません。

<<博物館 網走監獄その1へ戻る<<

▲このページのトップへ

Copyright (c) 2006, Site1363 All rights reserved.
Copyright (c) 2006, Site1363 All rights reserved.