トドワラとは、トドマツの林が海水に浸食されて風化したものです。初めて野付半島を訪れたのは2000年の秋でしたが、2003年の春に訪れたときは、さらに風化が進んでいたような気がしました。実際、年々少なくなっていて、そのうちなくなってしまうとか。

　トドワラ地帯の中は、ご覧のような遊歩道で散策ができます。

　昔はもっと見事な倒木があったのでしょう。今では風化が進んでこのような状況です。

　未だにトドワラが根を張っているのは、後ろに見えるあたりだけのようです。５月初旬ですが、まだ寒いです。

　ネイチャーセンターからトドワラへは歩いても行けますが、馬車も出ています。結構距離があるので、片道は歩き、片道は馬車ってのがいいかもしれません。馬車に乗ったらお馬さんに人参をあげてお礼しましょう。