オボロ昆布づくり |
▲ 次は、秋元昆布加工場にお邪魔して、オボロ昆布作り体験です。 |
▲ 利尻島で唯一のオボロ昆布職人といわれる秋元さん。御年83歳とは思えない若さです。利尻の自然と昆布が若さの秘訣でしょうか。 |
▲ 基本姿勢は、左足は胡坐をかくようにたたみ、右足で酢昆布の片端を固定します。右ひじは右ひざの内側にあてがい、右足で補助的に右手を押すようにして下から上に昆布の表面を削っていきます。右利きも左利きも区別なくこの姿勢です。 |
▲ って、先生! 速過ぎて手が見えません・・・ |
▲ ・・・というのは嘘で、実際は目に見える速度ではありますが、匠の技を動画でご覧下さい。実に簡単そうに削っていますが、素人にはとても真似の出来ない速さです。 |
▲ お手本を見せて頂いたところで、体験開始。なかなか綺麗にできません。「力は要らない」と言われるものの、ついつい力が入ってしまいます。特に女性陣はつらそうでした。 |
▲ まぁそれでも、そこそこ美味しそうに削れましたかね。 |
▲ 作ったオボロ昆布は、袋に入れてモニターツアーのシールを貼ってお持ち帰りできます(シールを貼ると非売品になるそうです)。削り切れなかった酢昆布も、そのままおやつとして食べられるので同封してあります。 |
▲ こちらは販売用の商品。綺麗にたたんでパッケージされており、私達が袋詰めしたのとは見栄えが違います。 |
▲ 匠の道具です。 |
▲ さてお次は、トロロ昆布製造の実演です。ところでトロロ昆布とオボロ昆布の違いは何でしょう。 |
▲ オボロ昆布は、先の説明のように一枚の昆布の表面を手で削ったもの。一方、トロロ昆布は、昆布を上図のように圧着して板状にしたものを薄く削っていくものです。私も今回のツアーで初めて知りました。 |
▲ 機械を動かすと、薄く削られた見事なトロロ昆布が次から次へと出てきます。ふわふわの質感がお分かり頂けるでしょうか。 |
▲ 薄い布のようにひらひらとしたトロロ昆布。できたトロロ昆布はお茶を頂きながらその場で試食できます。美味しいのでたくさん食べてしまいました。地元の人でも、普段は加工場で出来たばかりのトロロ昆布を食べることは絶対できないそうで、このツアーだけの特典です。 |
▲ 機械にセットされている昆布。前述の説明のように板状になっているのがわかります。 |
▲ 秋元昆布加工場の皆様、貴重な体験をありがとうございました。 |