下サロベツ原野園地 | ||||
▲ 早起きして、下サロベツ原野園地の散策にやってきました。これは園地の端にある幌延(ほろのべ)ビジターセンター。ちょっと早く着き過ぎてしまい、まだ開いてません。5月~10月の間、9時から17時まで開館しています(無休)。入館は無料です。 |
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▲ サロベツ原野は、北海道北端の日本海側に広がる約23,000ヘクタールの湿原で、日本では釧路湿原と並ぶ代表的な湿原です。散策できる場所は何箇所かありますが、ここ下サロベツ原野園地は、長沼という沼のほとりを散策できる、とても気持ちの良い場所です。 |
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▲ 散策路は、このように広大な湿原の中を続く木道です。そよ風が吹いて小鳥がさえずる、実にのどかな光景です。この日はウグイスがたくさん鳴いていました。 |
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▲ 湿原の落とし穴、やちまなこ。釧路湿原のページでも紹介しましたが、ここにもあります! |
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▲ やちまなこ観察デッキ。釧路湿原で見たヤチマナコは体験用のヤチマナコだったのでヤチマナコ本来の形が崩れてしまっていたのは否めませんでした。ここのヤチマナコは形の崩れていない自然のままのヤチマナコです。手に持っているのは備え付けの計測棒。50センチ刻みで色が塗り分けてあり、赤白赤白赤白で、全長3mってとこでしょうか。この長さ、覚えておいて下さい。 |
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▲ 左:普通に深さを測ろうとして手を伸ばしても、全然底まで届きません。 |
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▲ キレイな花もたくさん咲いています。ノハナショウブ(アヤメ科。見頃7月上旬~8月上旬)。 |
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▲ 青い水をたたえた長沼です。時々吹く気持ちの良いそよ風で水面に細波が立っています。 |
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▲ こうほね(河骨)という名の水草。浜勇知にある展望休憩施設「こうほねの家」はこの水草の名を取ったものです。黄色いつぼみがついていました。 |
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▲ 長沼のほとりに群生しているカキツバタ。「いずれがアヤメかカキツバタ」などと申しますが、アヤメ科の花は、先ほどのノハナショウブといい、正直見分けがつきません。ところどころ花の近くに立っている案内板をもとに書いてます。間違ってたらごめんなさい。 |
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▲ エゾカンゾウとワタスゲ。ワタスゲはその名の通り、綿のようにポヨポヨしてます。 |
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▲ 鳥も色々な種類がいます。 |
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▲ 声はすれども姿は見えず、というか、姿は見えるのですが、小さくて飛び回っているのでなかなか写真を撮るのは難しいです。右は、上の看板からするとコヨシキリでしょうか。左は・・・勉強しておきます。 |
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▲ とりあえず下サロベツ原野園地の端まで来ましたが、散策路はパンケ沼方面まで続きます。片道約3kmですが、ビジターセンターに車を置いてあるので、パンケ沼まで行っても戻ってこなければなりません。 |
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▲ 天気が良くて、時間が許せば何時間でもぽーっとしていたい気がする場所です。このままパンケ沼まで歩いてもよかったのですが、嫁がヘタレなので今回はここで折り返し ^^; パンケ沼へは車で移動することにしました。 |
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▲ 木道のわきには、食虫植物のモウセンゴケが生えてたりします。 |
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▲ ビジターセンターと道を挟んだ向こう側には、結構な高さの見晴台(塔?)があります。是非登りましょう。 |
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(撮影:2007/06/17) ▲ ビジターセンター周辺はこんな感じになっています。残念なことにちょうど海の上に低い雲がたれこめていて隠れてしまっていますが、雲さえなければ利尻富士も望めます。 |
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(撮影:2007/06/17) ▲ 反対側には、オトンルイ風力発電所の28基の発電機がズラリ。 |