1999/08/05(木)

昨日の夜から釧路の街に霧が出てきたと思ったら、どうやら夜中に雨が降ったようで、車が濡れていました。昨晩はちょっと遅くまで起きていたので、本日の起床は9時。まずは、和商市場に行って朝食です。
和商市場の名物は、ごはんだけ買って、市場の中を歩き回っていろいろな具をトッピングしてもらう“ぶっかけ丼”です(雑誌の紹介には“勝手丼”って書いてあったけど、お店の貼り紙にはみんな“ぶっかけ丼”と書いてありました)。ごはんは色々なサイズがありましたが、とりあえず240円の「中」にしときます。乗っけた具は、いくら、うに、たこ、甘えび、サーモン、ホタテ。うにといくらがそれぞれ500円だったけど、あとはみんな100円なので、しめて1400円。うにいくらを何か別のものにするかちょっと量を減らせば、もっと安くあがります。おトクです。

デザートにメロンを食べて(またかい!)、出発。今日の目的地は帯広です。本当は、昨日行き損なった根室のほうにも行ってみたいけど、今日は出発が少し遅いし、そろそろ最終日の目的地である苫小牧を意識したコース選択をせざるを得ないので、また別の機会に訪れることにします。

釧路から帯広まではたいした距離はありません。途中の観光スポットとしては、釧路湿原と阿寒湖ってとこかな。釧路湿原は、以前から見てみたいと思っていましたが、一番景色の良い細岡展望台に行くには、昨日の「神の子池」以上のダート道を通らなければならず、ちょっと根性が無いので、舗装路だけでたどり着ける展望台の方に寄りました。でも、本当にいいものはやはり苦労しないと見れないようで、こちらは景色的にはいまいちでした。

阿寒湖は、ご存知の通りマリモで有名なところですが、昨日の屈斜路湖や摩周湖と比べて、遊覧船やモーターボートが走り回り、湖畔にはホテルが密集して、ここでなくても買えるようなマリモのお土産屋さんが立ち並んで、自然を満喫する、という感じではなかったです。ま、例によってパノラマを載っけておきましょう。

阿寒湖のあとは、特に観光スポットもありません。天気的にも、昨日ほど晴れ間は見えず、日程的にもちょっと中だるみなので、とっとと宿に向かいます。
今日の宿は、帯広の「北海道ホテル」。今回の日程で初めて温泉のあるホテルです。帯広の駅前からちょっと離れた静かなところにあり、設備もサービスもとても良く、値段も手ごろです。シングルで予約しておいたのに、ツインを用意してもらえて、部屋も広々。駐車場も無料。みなさんも、機会があったら利用すると良いと思います。ホームページもあります。

さて、夕飯は帯広の街中に出てみましょう。帯広名物は、ぶた丼。でも、宿に着いたあとひと眠りしてたら、元祖ぶた丼の「ぱんちょう」が19時に閉店してしまって残念無念。かといって、海鮮物もちょっと食傷気味なので(ぜいたくかな?)、山頭火の塩ラーメンで済ましました。
帯広の街中は、帯広七夕まつり(だったかな?)で夜店がたくさん出て、おお賑わいでした。

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