以前は遠くから眺めることしかできなかった石の家も、ドラマ「北の国から」が最終回を迎えて撮影に使用されることがなくなったため、中に入れるようになりました（有料）。

　この日は、平日の午前中で人が少なかったせいか、料金係のおじさん（左下、背中）が、建物の中でドラマの撮影にまつわる解説を聞かせてくれました。

　風力発電機です。台風のときに風車が壊れてしまい、新しく付け直したそうですが、塗装が石の家の屋根の色と微妙に変わってしまったとか。

　石の家といいつつ、家の裏側の壁は、カメラに写るところ以外は板張りだったりします。これは、四方を石の壁にしてしまうとカメラアングルに制約が生じて撮影に困るからだそうで、例えば「北の国から 2002 遺言」で五郎さんが遺言を書くシーンなどは、板壁を外して外から撮影したのだとか。田中邦衛さんは氷点下の中、薄着で渾身の演技を続けたそうです。

　シュウ（宮沢りえ）のおじいちゃんの形見の柱時計。詳しくは「北の国から '95 秘密」をご覧下さい。

　お風呂場の入り口です。

　お風呂場。窓の外から覗いたところです。青大将が住みついているとか。

　訪れるときは、せっかくですからビデオで予習してから行きましょう。