SKYLINE GT-R (BNR34-000760)

99/09/12 マフラー交換しました。

BNR34 斜め前から

そして、現在の愛車、R34 GT-R。
R33 GT-Rにあまり満足感を得ていなかった私は、次期モデルの動向に、早くから注目していました。ところが、雑誌のスクープイラストを見るたびに、R34 GT-Rに対する期待はしぼむ一方。
そんなある日、各誌にいっせいにニュルブルクリンクのR34 GT-Rテスト風景のスクープ写真が載ります。実車の写真はセンスの悪いイラストや合成写真とは全く印象の違うものでした。特に目を奪われたのが、青いレース仕様のGT-Rが疾走する後姿。その姿は、懐かしいグループA仕様のカルソニックGT-Rを彷彿とさせ、否が応にも気分は盛り上がります。その後も、スクープ情報が正確性を増すにつれ、R34 GT-Rのアブノーマル度が明らかになってきます。あのディフューザー。そこまでヤルか、という感じです。加えて、R32 GT-Rの開発メンバーが再集結して開発に臨んでいると聞けば、実車の発売を待たなくても、R33 GT-Rより熱い車が出来あがるのは間違いなし。
・・・・というわけで、今回は発売前から買い替えを決意、さっそく予約を入れてしまいました(東京プリンス販売の予約第一号だったとか)。

BNR34 左サイドさてさて、やって来ました、ベイサイド・ブルーのGT-R V-Spec。1/8発表の1/20納車で車体番号が760番。R33のときは、同じく1/8発表で2月末納車で599番。どうやらR33よりは販売好調の様子。ホイールベースも短くなり、ブリスターフェンダーの盛り上がりもR32のように迫力のあるもので、ボディ全体が筋肉質に引き締まっています。18インチホイールのくせして、ブレーキローターのサイズがR33と不変というのは気に入りませんが、その他は全ての点でR33より満足です。6速ミッションもストロークが短くコキコキと決まり、快感。
スタイリングは賛否両論あるでしょうが、私はこういうお下劣な顔した車は大好きですね。ん〜、カッコ良すぎ(^_^;)
BNR34 右サイド
フロントスポイラーの位置はかなり低いので、段差のある場所は気を使います。
リヤのディフューザーも、バックで駐車場に入れるときは、車止めに注意。
ユーリッドのブレーキパッドのせいか、効きは良いのですが、ブレーキダストの量がすごいです。ホイールが掃除しやすい形状なので助かります。本当は白いホイールが最高に似合うんだけど、汚れも目立つだろうな。
BNR34 リヤ
テールランプは、スカイラインシリーズ初のサイズ違いです。R34はこれがイヤだという声も聞きますが、私は好きですね、コレ。ブレーキを踏むと外側だけが光ります。32や33の前期型では両方が光るので、わざわざ外側だけ光るように改造する人もいました。
V-Specの証のステッカー(^_^;)
R33のときはノーマルとV-Specの外見の違いはこのステッカーのみでしたけど、R34の場合はフロント・リヤのディフューザーの有無で、一目瞭然です。
ナンバープレートの右側はリヤフォグランプです。左側のバックランプと色が違うのを「壊れてるの?」なんて言う人もいましたけど(ね、芦さん)。
BNR34 メータ周り
V-Specとノーマルの相違点のひとつ。タコメーターの3000rpm以下の目盛が圧縮されています。3000rpm以上回して走りなさい、という無言のプレッシャーですね。
まぁ、回転のツキを考えると、言われなくても下限はそれくらいになっちゃいますけど。
そういえば、昔SUZUKI RG250γというバイクは、3000rpm以下の目盛が全くありませんでした。余談です。
BNR34 マルチファンクションディスプレイ
R34 GT-Rの売り物のひとつ、マルチファンクションディスプレイ。加給圧、油温、スロットル開度、燃料噴射率、フロントトルク、電圧、吸気温度、排気温度、水温の9つの情報をモニタリングできるほか、ピークホールド機能やレッドゾーンの設定・警告機能などもあって、なかなかのものです。シフトアップインジケータもついています。


さてさて、そんなR34クンですが、3月にドライブに行ったとき、河口湖周辺で予想外の雪に見舞われ、大変な目にあいました。下の写真は、1日明けて雪がほとんど融けたあとですが、前の日は一面真っ白。当然チェーンなんか持っていません。実は、R32、R33のときでも雪道は何度か走って、それほど走りにくいと思ったことはなかったのですが、大甘でした。R34は超扁平タイヤで全く食いつきません。しかも車重が重い上に、ブレーキがR33より格段に効くもんで、ブレーキに軽〜くタッチしただけでもABSが効きまくって止まりゃしない。何度、前の車におカマを掘ることを覚悟したことか。おかげさまで翌日は雪も融けて何とか無事に帰ってこれましたけど、この車で2度と雪道は走るまい、と決意しました。

34クン 雪まみれその134クン 雪まみれその2

出口